エロひな！　　

そして午後のひと時、
理科実験室からくすねてきた
アルコールランプとビーカーでコーヒーを飲んでいたら
また。泣きそうな生徒が飛び込んできた。

『せんせ！！彼ったら、ヒドイの！』
あらあら、どうしたの？
『彼が。。彼が！制服のままでその。。
しようとしてくるの。』
彼って。。確か、社会人だったわよね？
『わざわざ私服に着替えてるのに
制服着て、なんていうの・・・』
んー。でも先生はその気持ちわかるなぁ。
『え？！どうして？！』

やっぱり性欲って視覚の力も重要だと思うの。
もちろん制服ではない、中身のあなたが好きなんだけど
そーゆーのってエッセンスよ。
普段の、制服を着たあなたを
脱がしていくプロセスってのも
彼にとっては重要なのかもよ？
『でも・・変態じゃん！そんなの・・・』

（机ﾊﾞｰﾝ）
変態ぢゃないわよ！！！
（力説）
将来的にコスプレは完全に市民権を得ていると
先生は思ってるの（激しく思い込み）
スク水だって、その他大勢と一緒に見るのと
目の前で一人で見つめるのって
全然見方が違うし。

そもそも、色気なんてどこにあるのっつー水着や
コスチュームをいかにエロティックに見せるか。
そこにその人なりのそれぞれの人格が出るわけで
それこそ同じコスチューム、同じコンセプトでも
千差万別、十人十色。
違う解釈、違う画像になるからこそ
コスプレってのは楽しいんじゃないの！（鼻息荒）

『せんせ・・・そか。
あたし、間違ってたかも。
あたしも、別に彼の前で制服着てあげたっていいんだ。
それこそ、スク水だってボンテージだって
彼が”綺麗”だと思ってくれるなら
きっとあたしも楽しいと思うの。
それが・・・大事なのよね。』
そう！！そうなのよ！！（抱擁）
わかってくれて、先生、嬉しいわっ！

あぁ、今日も可愛い生徒が笑顔で帰っていった。
あたしは充実感に浸りながら
残っていた冷めたコーヒーを飲み干す。
ほろ苦く残る後味に達成感を覚えながら。

駅に向かうと、ぽん、と肩を叩かれた。
『先生、今帰りなんですか？』
あら・・・あなたも？
『うん、図書室で小説の続き書いてたら
ちょっと遅くなっちゃって。』
あぁ、この前のエロゴンクエスト、長作だものね。
『うん、あれも続いてるんだけど。
また新しいの書いてるんだ。先生、読んでくれる？』
もちろんよ！あなたの小説、おもしろいもの。
先生、うっかり夜中に読んじゃったら大変なんだから。
『ははっ、お世辞でも嬉しいな。
先生、俺ね、いつかこの書き溜めたモノを、
みんなに、いろんな人に見てもらいたいんだ。
そんでね、いろんな人とコラボするんだ。
例えば・・・チャイナ服でコラボ、とかね。』
あら、いいわね、先生も是非参加したいわ。
『ほんと、先生？もし俺が企画したら・・・参加してくれる？』
もちろんよ、楽しそうじゃない。
『先生、俺・・・もうひとつ考えてるんだ。』
なぁに？

『単純に誰でもすぐ手に入るもので、
コラボってのしたいんだ』
単純に・・・？それって、いったい？

『包帯。』

包帯・・・？
『もしかしたら将来的に包帯が取り上げられる
アニメが出てくるかもだけど、
もちろん発想はそれでもいいんだけど
包帯っていろんな可能性があると思うんだ。
それぞれのイメージもね？
手にも入りやすいし。

・・・でも、もしかしたら難しくて
包帯着エロって敬遠されちゃうかなぁ。。？』

少年が、メガネの端を心細そうに少し上げる。

大丈夫よ。
先生が、さっき種をまいたから。
あの種はきっと大きな花を咲かせ、
いっぱいの実をつけて
その意思を引き継ぐはずだから。
最初は参加者がなかなか来なくて
落ち込んだって、きっとそれも吹っ飛ぶくらい
だんだん参加者が増えて
きっと楽しいお祭りになるわ。
『先生。。なんか、未来がわかるみたいだね。』
そうよ、見えるの。
もし、その包帯コラボっての、するんだったら
是非先生も参加させて欲しいわ。

少年の目が上を向く。
そう、可能性はいくらでもある。
いろんな考えの人がいろんな解釈するからこそ
お題って楽しいのだ。

っつーことで。




ひなた、コラボ参加いたします♪
もう撮影は済んでいたりするｗ
期間は5/11.12.13の３日間です。他の方も楽しみなのです＾＾

なんだよ！！

今までの前フリは

告知かよ！！！
（なげー前フリだなっ！！）

え・・・えへへ。
お詫びにゴールデンウィーク特別プレゼントで
画像もういっちょUP♪



いらねーよ！！

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提供は ばらのマークの高島屋でした（笑）